4月からスタートした春ターム、
幼稚園年長から小学生を対象とした「moaクラス」では、
倒立前転と側転を繰り返しの運動に取り入れています。
倒立や側転は自分の身体を意図した動きにコントロールする力、
そして身体の支持力を高めていくことが目的です。
また、倒立ではなく、倒立前転にしていているのは、
倒立が力を使う運動であるのに対し、
前転は力を抜いていく運動になります。
倒立で背中を中心とした支持力を発揮し、そこから
背中を丸くして力を抜いてきれいに回っていくことが
倒立前転の一連の流れになりますから、
まさに体をコントロールしていく力が必要になりますね。
ちなみに、倒立は
両手をついたジャンプ動作と思われがちですが、ジャンプをしているうちは、
なかなか脚が上がってくることはありません。
ジャンプではなく、
あくまでも重心を腕に移す動作がメインになります。
こうした重心移動も、苦手な子が多いですから
まさに倒立前転は、現代の子供たちの運動能力を
高めていくのには、うってつけの運動種目だと言えますね