感覚を養うことの大切さ



ひさしぶりに、shinya先生の投稿です。

 

現在、小学生高学年向けの新たなクラス立ち上げに向けて

色々と準備をしているのですが、

そういうときは、KidsWithの特徴やモットーなどを、改めて考える良い機会になります。

 

今日はそんな中から、「感覚」について触れたいと思います。

 

感覚を

英語にするとsence(センス)です。

 

感覚を鍛える・養うって実に難しいですよね。

なぜならば、それは教えてあげられることに限界があり、そこから先は

自らが掴まなければならないからです。

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この写真は、0歳児(kiwi pepi)クラスのレッスン風景の1コマ。

 

バランスボールに乗って、

もちろんお母さま方が支えながらですが、前後に揺られたりしながら

バランス遊びをしています。

 

ただ、親が動かしてるだけで子供は何もしてないじゃないか。

そんなことを感じられる方もいらっしゃると思います。

 

kiwi pepiクラスは、0歳児が中心のクラスですから、

プログラムの中心は保護者の方々が動きを作ってあげることがほとんど。

では何を目的としているか。

 

ズバリ

「感覚を鍛える・養う」

です。

 

受動的な運動に対しても

こどもたちの脳には、たっぷりプラスの刺激があります。

 

これひとつで、運動のセンスが磨かれるなんてことは

これっぽっちも思っていませんが

より多くの種類の経験や刺激が、積み重なることによって

その子の感性や勘が良くなり、

運動に関する感覚が良くなると考えています。

 

学校などでの体育や、通常の運動の習い事では

なかなか感覚を磨くことができません。

 

なぜかといえば、評価の尺度が難しく、できる/できない

でしか評価をしない考え方では、

感覚よりも技術を教えて覚えさせるほうが手っ取り早いから

ではないかと思います。

 

技術はもちろん大切です。

でも技術は後からでも身に付きます

 

ぜひ、小さなこどもにとって大切な「感覚」を磨くことに

ちょっとだけでも良いですから、意識を向けてみてくださいね。